低コストの特殊勝利点場について

ということで、某所で紹介いただいた記念に5年ぶりくらいに更新。

久しぶりに書くので見づらくなりそうですが。

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web上でたまに庭園について「デック枚数が増えると点数が増えるので長期戦に強い」みたいな説明を見かけることがありますが、実際に(4人戦の)大会なんかで庭園場が出てきた場合、「庭園は短期決戦で強い」という場合がほとんどになります(2人戦の物乞い・庭園みたいな例外は除いて)。

この場合、庭園は枚数が増えて点数が増えることが強いのではなく4コストで勝利点2点であることが強いことが多いです。

この辺は基本第一版のサイズ変形について、ゴチャゴチャ書いた記事を参照願います。

サイズ変形(その1) - nk377の日記

サイズ変形(その2) - nk377の日記

サイズ変形(中間まとめ) - nk377の日記

 

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で、こう考えると、4人戦で島や坑道などの低コストで2点の特殊勝利点と、工房などの獲得手段があるサプライでも同じことができるのではないかという気がします。

 

この場合の懸念点は、

・間違って長引いた場合、庭園だと1枚3点になる安心感があるが、島などにはない。

・短期決戦になるためには、4人中3人(少なくとも2人)は特殊勝利点(3山切れ)を目指す必要がある

といったところでしょうか。

 

サプライに庭園と工房が揃っていたら、黙ってても庭園に行きそうな人が出るので自分も庭園に行けますが、例えば島と工房の場合、他の人が追随してくれないと、島(坑道)は切れても2山目、3山目(工房庭園場だと、工房と屋敷とか)が見えてこないということが多そうです。

島だとある程度デックが整理できて属州まで伸ばせるかもしれませんが、坑道で自分一人だと単にデックが劣化して自滅でしょうし。

ただ、1番手が初手に普通の手を取った際に、残り3人が結託すれば1番手を追い落とせる場合もあるかなと。

一緒に場を囲むプレイヤーを見ることも大切ですねという結論でしょうか。