サイズ変形(中間まとめ)

2人庭園と1人庭園でのサイズ変形は、暇な時にポチポチ遊んでみてその内ということになりそうなので、ここまでのまとめを。
3人庭園や4人庭園について考えるのが(1人庭園なんかに比べて)楽な点は、3山切れで終了することが決まっていて、3山切れで終了するターン数や、その時の庭園側トップの勝利点がどれくらいになるのかを予想するのが比較的簡単なところにあるような気がします。

サイズ変形に限らず、庭園(特殊勝利点)とそのサポート・カードのあるサプライで庭園に行くかどうか考えるには、「このサプライだと庭園側○人だと、何ターンで終了して庭園側のトップが何点なのか?」ということを考える(予想する)ことが必須になります。
一番簡単なのは、他の3人が庭園に行くのが見えた状態の4番手の場合で、ここで3人庭園での終了ターンとトップの点数の予想(例えば11〜12ターンで20点もあれば勝てる)がつけば、手番の不利があっても自分も庭園に行くのか、別の道を考えるのかも見えてくるはずです(初手5-2が庭園に向かないサプライで5-2を引いたせいで、強制的に他の道に進む場合もありますが)。

普通の属州場なら「トップが属州4枚かな?」とかざっくり考えていることを、庭園場では属州という単位が使えないので細かく考えているだけで、当たり前と言えば当たり前の話なんですが。

ただ、これも庭園をサポートするカードによってかなり変わってくるので、それぞれのパターンいついて、その相場感を掴んでおく必要があるという話になります。
蝋燭職人なんかが加わると、今まで庭園2点計算だったターン数でも結構余裕で3点(30枚)に到達したりするので(蝋燭職人を増殖させる速度が早く、他のカードと被っても使えるため、安定して枚数が増えるため)、サイズ変形の場合と話が変わってきます。トークンで庭園が安定して買え、庭園切れの後でも公領に届く可能性があるので、点数予想も難しくなりますね。
3〜4ターン目の「3金+蝋燭職人」から蝋燭職人2枚を買うか庭園買うかどうかといったことも考える必要があります。4人庭園でやっと庭園を買うかどうか考えるレベルでしょうか?

先日もネドミで「庭園、パン屋、商人ギルド、蝋燭職人、議事堂」というサプライがあって、3番手まで商人ギルドか蝋燭職人を買ったのを確認した4番手の1ターン目という状況で、銀貨(2ターン目:議事堂)から議事堂ステロに行ってみたわけですが、12ターンに蝋燭職人、庭園、屋敷の3山切れで終了し、庭園側のトップは27点でした(商人ギルドまであるので、庭園側でも属州1枚は買えてしまう)。
結果は21点の4位でしたが、12ターンで27点なら戦えなくはない感じでした(初手「議事堂−銀貨」の議事堂ステロですし)。そして、やっぱり7金が出たり、プレイをちょっとミスると、即座に4位が待っていることになります。
その辺の感覚を抑えることが、「基本−ギルド」環境の庭園プレイに必須なことでしょうか。

そして、4人庭園、3人庭園の場合の予想が出来るようになって、さらに2人庭園の場合も予想できるようになれば、他2人が庭園で、残り1人が未だ立場不明の場合も考えられるようになり、1人庭園まで考えられるようになれば、1ターン目の1番手の場合でも庭園に行くかどうか考えられるようになるでしょうか。
・・・まぁ、1番手の場合、「他プレイヤーの評価基準(考え方)が分からない」場合は、後手番のプレイヤーが自分が不利だと思った手を取ったり、五分五分と思っている中で自分が嫌だと思う方(残りのプレイヤーには楽な方)を選択されたりする危険性はありますし、5-2が2人いるみたいな予想外なこともありますし、銅貨の枚数制限ない環境の「物乞い−庭園」みたいに、庭園に行く人数関係なく庭園が有利(少なくとも1番手が不利なることはない)場合もありますが。

そして、それぞれのパターンの相場観を掴むには、それぞれのパターンについて、地道に修練(一人回しとか実戦とか)を重ねるしかないということでしょうか。
ではでは。