第1回 大阪ドミニオン4人戦大会

かなり遅くなりましたが11/29(土)の「第1回 大阪ドミニオン4人戦大会」に参加してきましたので、そのレポートを。
運営の光輝さんはじめ、阪ドミの方、お疲れ様でした。
参加者15名の大会でした。

【1回戦】

秘密の部屋、蝋燭職人、念視の泉、村、坑道、
採集者、民兵、書庫、魔女、貴族
(属州、避難所)

サプライは運営で準備したサプライが用いられました。
1回戦は運よく1番手が取れ、初手の購入は1番手から順に

1ターン目:採集者−蝋燭職人−坑道−銀貨
2ターン目:ポーション−魔女−秘密の部屋−?

と来て、初手から念視コースは私だけっぽい感じです。
3番手の方(坑道−秘密の部屋)が馬鹿回りすると嫌だなとか考えていたら、2ターン目の4番手の方の購入が【民兵】。
・・・まぁ、ありますよね。

そこから2番手と4番手の方が魔女を打ち始めるのも、まぁ、採集者の枚数を増やせば対応できる話ですが、現状4位の方まで揃って坑道買って3山切れ(採集者と呪い+坑道)に走ったのは予想外で、3位でした。
現状4位の人が坑道を買おうとした際に「一つでも上の順位を目指そうよ」とは言ってみたのですが、「(粘っても)単に誰が勝つかが変わるだけでしょう?」と言われて坑道を買い続けられた件は、その時は一寸恨みに感じました(もう、今ではかなり忘れていますが)。

ただ、各自のプレイはルールやマナーに反しない限り自由ですし、「ダメなゲームはさっさと終わらせて、次のために切り替える時間を持つ」という考え方もあるわけで、ゲームが終わった後も文句を言い続けた(「4位確定で3山切れはないのでは」)のは良くなかったです。
申し訳なかったです。

また「(2人戦に比べて)4人戦は(こういうところは)難しいな」ということを、改めて感じました。
逆に、こういうケースで私に勝ちが転がってきたケースもあるので、「こういったことも含めて4人戦(4人戦の一要素)」と認識しておくしかないわけですが。

【2回戦】

地下貯蔵庫、従者、隠遁者、青空市場、よろずや
城塞、香具師、墓暴き、建て直し、狩場
(属州、屋敷)

1番手の方が初手5-2で「建て直し−地下貯蔵庫」から入り、卓の残りの状況は私を含めて2人がよろずや、1人が隠遁者(+墓暴きで公領拾い)といった感じでした。

私は初手「よろずや−青空市場」から入りましたが、3ターン目の手札が「よろず、青空、屋敷」が揃ったほぼ理想的な手札(購入は従者)、その後も、従者、地下貯蔵庫、香具師(従者廃棄)、2枚目のよろずやを適当に絡めて、面白いようにデックが回ります。
1番手の方の建て直しもかなり快調に回っていましたが、属州1枚分(正確には公領2枚分?)の差で1位を取れました。

【3回戦】

従者、執事、望楼、鉱山の村、馬商人、
死の荷車、公爵、狂信者、隠し財産、品評会
(属州、屋敷)

この時点で大会得点7点ながら、何故か1番卓に来てしまいます。
望楼でいろいろできて楽しそうだなと思いながらの2番手でした。
1ターン目に1番手が望楼を買った時点で、私の手札に何故か5金あります。予定外です。
狂信者を買うのはなさそうだし、涙を呑んで望楼スタート(初手、望楼−従者)になります。馬商人ではないかという説もありますが、望楼トリックしか頭にありません。
3ターン目に望楼込みの3金で望楼を買いながら、その望楼を次のターンにまわし、次のターンの望楼込みの4金で廃墟を1枚廃棄しながら廃墟と死の荷車を次のターンにまわし、次のターンは死の荷車を使いながら隠し財産を購入します。
その後、隠し財産をプレイする際も、「従者プレイで+2購入で隠し財産をプレイして屋敷2枚を購入して、屋敷2枚は望楼で廃棄しつつ、おまけの金貨2枚は山札トップ」みたいな遊びを延々行っていました。
ゲームの展開としては1番手と4番手が公領・公爵、2番手、3番手が属州(+品評会)という展開でした。
属州・品評会ルートであっても公領を少しカットしておくべきだったのでしょうが、お金が4金、8金といった感じで来て、公領を買うタイミングを逸してしまいました。
属州・品評会側もそれぞれ属州6枚ずつは確保しましたが、公領6枚(+公爵たくさん)を確保した1番手の人には全然届かず。
属州が6枚ずつで品評会の点数・枚数が同じで、3番手の人は執事で屋敷を廃棄していたので、3番手の人が最後の属州を買った際に「2着か」と思っていたのですが、実は3番手の人は1枚公領をカットしており、その分で実は3着だったということは秘密です。

【4回戦】

手先、庭園、鍛冶屋、魔女娘、ネズミ、
改良、街道、不正利得、パン屋、祭壇、村(災いカード)
(属州、屋敷)

4回戦は、一応ここで単独1位を取れば決勝卓でしたが、全然ダメでした。
4番手でしたが、サプライにある庭園が全然頭に入っていませんでした。
改良−ネズミでネズミを不正利得や公領に変えつつ、不正利得を金貨とかにできたらいいかなとか、よくわからないことを考えていました。

ネズミ改良の場合、初手から「ネズミ−銀貨」から入って2周目に5金出して改良を買う方が良さそうですが、「5金出ないと悲惨なことになりそう」と思って初手はコイントークンを使って改良(−銀貨)から入りました。
そして3ターン目の手札が「銅貨×5」で、悩みましたが2枚目の改良を購入しましたが、ここでネズミを入れた方が良かったかもしれません。銀貨が底に沈んだせいで、2周目にネズミを購入できず、かなり出遅れてしまいました。

サプライが「庭園がある不正利得」場なので元からネズミは不利なわけですが、もし庭園などがなくネズミ改良で戦える場だったとしても、ネズミの改良へのかけ方などプレイングが難しいところがあります。
この卓は3人がネズミをプレイしたのですが、改良より先にネズミが山切れしている時点で、ネズミの養殖に失敗しているといえます。

後で1人回しでパン屋場のネズミ改良を少し練習してみましたが、初手「ネズミ−銀貨」(コイントークン温存)から、2周目(3〜4ターン)に、ネズミをプレイ(屋敷廃棄)しながら改良とネズミ購入(底が銅貨の場合はコイントークン使用)が良さそうな気がします。
その後は、早めに一部のネズミは改良で絞めて追加の改良にしてスピード・アップしつつ(可能であれば更に改良を追加購入しつつ)、中盤はネズミが絶滅しないようにある程度バランスを取りつつプレイしていく必要があります。
ちょっと似た挙動をする「改良−城塞」に比べるとかなり安定性に欠け、バランスが難しい上に、今回は3人で改良を分け合うことを考えると、頭が痛いどころではなかったですね。
一応、ネズミから公領を数枚確保して、30枚をキープして庭園も数枚抑えられたので2位タイにはなりましたが、不正利得−庭園の方には全然届きませんでした。

最終的に「3位−1位−3位−2位タイ」で大会点数で10点と、平均値の結果となりました。
やはり、もう少しリアルの4人戦は練習したいなと感じました。

あと、その後始発までMUGENに付き合って下さった方々(ムーロン先生やカッシーさんら)にも、大変感謝を。
また関西に行くことがあったら遊んでいただけたらと思います。

ではでは。