ギルド(Guilds)の発売日について

ということで、いろいろあって更新が滞っていましたが、一度滞ると再開するのにエネルギーというか、気力が要りますね。
何となく書き散らかしていたのですが、連休中に推敲する時間が取れたので、ぼちぼちと再開して行きたいと思います。

さて、まずは時事ネタと言うことでギルド関連でみかけたニュースから初めて、だらだら雑談を。

ギルドに関しては、4月下旬から海外の気の早いショップでは予約(Pre-Order)の受付が始まっていましたが、どこも発売時期は「6月(Jun)」となっています。
また、発売元のRGG(Rio Grande Games)の注文シートの「Dominion:Guilds」の項に6月と書かれているといった話もあがっており、(英語版の)発売時期が6月なのは確かなようです。
まぁ、一応年初にRGGが告知した「Late Spring」の範囲内なんですかね。

より詳細な発売時期としては、6月12日のOrigins Game Fair(Gen-Conなどと並ぶ北米の大規模ゲーム・フェスティバル)開催にあわせてではないかと予想されているようです。

発売前から気になるのがセットのカード内容になると思います。6/12が発売日なら既に1ヶ月前を切ったことになり、そろプレビュー(事前公開)が始まりそうなものですが、5/13(日本時間)の段階では、まだみたいです。
嘘か真かわかりませんが、4/30の時点でドナルドが、「発売時期や、プレビュー開始時期については、わしもまだ知らん」とBGG(Board Game Geek)のGuildsのフォーラムにコメントしていたりして、今回はいつ頃全容が明らかになるのか、わからない感じです。


以前、エイプリル・フールとしてギルドの偽のスポイラーがBGGに投稿されていましたが、それに触発されたのか、フォーラムなんかでは、たまにコイン・トークンを使うオリジナル・カードが投稿されているのを見かけます。

Butcher(肉屋) 5コスト, アクション・カードTake 2 coin tokens. Trash a card from your hand. You may spend any number of coin tokens. If you do, you may gain a card costing up to $1 more per token spent than the trashed card.
(コイン・トークンを2つ得て、手札のカード1枚を廃棄する。あなたは好きな数のコイン・トークンを支払っていい。コイン・トークンを支払った場合、「あなたは廃棄したカードのコスト+支払ったコインの数」までのコストのカードを1枚獲得してもよい。)

とりあえず話の発端は、ギルドのオランダ語版の箱絵が公開された際に、「Butcher(肉屋)」という名前のカードがあり、それが「ギルドの特徴をよく示すカードで、コイン・トークンを得るだけではなく、それを利用して何かすることが出来るカードである」といった表現があったとか、なかったとかという話みたいで、それに触発されて、「それは、こんなカードだろう」ということで投稿されたオリジナル・カードみたいです。
他に、パンを焼く女性のイラストの載ったカードがあったという噂もあります。
ただ、「肉屋」というのは何となくドミニオンのフレーバーにはあわないような気もするんですが、どうなんでしょう?

しかし、「改築」系好きな人多いですね。オリジナル・カードなので考察してもあまり意味がないという話もありますが、改築系亜種の1種といえます。
得た2コイン・トークンを全部その場で使ってしまえば「改築」と同じ効果という話になります。
廃棄したカードの同コスト以下のカードを獲得する際にも、最低1コイン・トークンは払う必要がありそうに見えます。
改築との違いを見ていくと、+1コスト以下のカードに改築する際にはコイン・トークンが1個余るので貰えたり、事前にコイン・トークンを用意すれば、+3コスト以上の改築も可能という点でしょうか。あと、「呪いや銅貨を廃棄して、単に2コイン・トークンをもらうだけ」という使い方も出来るでしょう。

Investment (投資) 2コスト, アクション・カード+1 Action
When you buy or play this, for each coin you didn't spend this turn, place on a coin token on your coin.
(このカードを購入するか、プレイした場合、ターン終了時に使用されていない仮想コインをコイン・トークンに変換してよい)

余った仮想コインをコイン・トークンに変換するギミックも、オリジナル・カードとしては人気ジャンルみたいです。
ただ、1:1交換(仮想コインの1コインをコイン・トークン1個に変換)だと、余りにも便利すぎるような気がします。

HJの告知によると、日本語版のギルドの発売は夏頃みたいですね。
今から楽しみなことです。