熊本ドイツゲームの会(大会ゲーム:ドミニオン)に参加してきました

先週のことですが、たまに参加する熊本ドイツゲームの会に参加してきました。
熊本で月一の定期開催(多分、北九州と並んで九州最大規模)で、毎回14時頃から会員投票で選ばれたゲームについて大会(ミニ・トーナメント)を行うのも特徴の一つとなります。
大会ゲームがドミニオンの時とサンクト・ペテルブルグの際はなるべく積極的に参加するようにしており、今回はドミニオンの回だったので参加してみました。
ちなみに、サンクトの回は2回(3回だったかも)参加して全部勝っていますが、ドミニオンは前回参加した時は惨敗しているので雪辱を期すところもありました。

あと、北九州ではドミニオンはプレイ頻度が少なくなってきているのに対して、熊本がどんな感じかというのを見たかったのと、これまでJRでしか行ってなかったのですが、高速バスで行くとどんな感じなのか(時間はかかるけど、値段的にはJRで北九州にいくより安くなる)を見てみたかったというところがあります。

大会の形式は16人参加で、予選は4人ずつで卓を組み、それぞれの卓で基本のランダム・サプライを準備して、「属州・屋敷場・4人戦」で1位のみ決勝進出という条件でした。
勝戦だと、1位のみ優勝となります(2位以下の順位はつけない)。
ミニ・トーナメントなので2回戦しか行われません。
ちなみに、「同点の場合、終了手番に関係なく下位手番の勝利」というハウス・ルールが採用されています(決勝進出・優勝は1人のみという大会システムのため)。

ちなみに、ドミニオンの普及率という点でいうと、大会開始前に練習している風景もなく、大会後に対戦者を募っても集まらずという感じで、熊本でもプレイ頻度が低くなっているのかなということを感じました。

【予選】
2:堀
3:木こり
4:改築、鍛冶屋、祝宴
5:議事堂、研究所、鉱山、祝祭
6:冒険者

運よく1番手(初手4-3)で、何も考えずに「鍛冶屋・銀貨」から鍛冶屋ステロにすすみました。
ちなみに、他のプレイヤーは2番手が「改築・銀貨」、3番手が「村・鍛冶屋」、4番手が「鍛冶屋・銀貨」でした。
3ターン目に鍛冶屋をプレイして4金(銀貨購入)という珍しい展開(残り山札5金)ですが、シャッフル後に銅貨を引いて4ターン目に金貨購入、5ターン目に鍛冶屋プレイして金貨購入、6ターン目に議事堂購入、7ターン目に議事堂撃って鍛冶屋と被らずと非常に順調な展開。
ただ、この議事堂で出た9金で「周りが遅い展開なので失速しないため」とか、ゆるふわに考えて属州でなく金貨・銀貨を買ったのは良くなかったですね。
その後、周りも議事堂を買ったせいで、村とか祝祭からの鍛冶屋が結構つながったこともあり、かなり追い込まれます。
とはいえ、こちらも鍛冶屋と議事堂が分かれて来たりと引くは悪くなく、流石に最後に逆転されるほどではなく。
1位で決勝卓に進出しました。

【決勝】
2:堀
3:木こり、工房、宰相
4:改築、金貸し、泥棒、密偵、役人
5:祝祭

ミニ・トーナメントなので2戦目が決勝で、ここで1位を取った人が優勝となります。
今度は3-4の3番手となりました。

1ターン目、1番手・金貸し、2番手・祝祭購入ときた3番手で、とりあえずここは銀貨購入ですが、2ターン目の4金で何を買うかを悩みます。
(ちなみに1番手、4番手は「金貸し・銀貨」、2番手は「祝祭・堀」という初手でした)

後になって「何取る?」に出題した際には「改築ステロでいいのでは?」というご意見もいただきましたが、その時の私の頭には改築スタートは全くありませんでした。
ちなみに、改築が頭からスコーンと抜けているのは、基本時代から改築ステロが苦手だったせいもありそうです。

その時は「どうせお金プレイするなら、役人ステロか宰相ステロだ」と思い込んで、悩んだ挙句、役人を選びます。
何となく宰相を取りたい感じですが、最高のスタート(3ターン目「宰相で金貨」)が取れた場合、泥棒を入れてくる人がいる可能性があって、そこまで考えると役人かなと。

結局、中盤に堀と改築を1枚ずつ入れた以外は、完全にお金プレイでした。
3ターン目に2番手の方に金貨買われて負けたかと思いましたが、最後の方にみんな7金連打(最初は私も付き合って7金出してました)の合間に8金連打できて、なんとか間に合った感じでした。
1番手の方が最後の属州を買ったけど、3番手の私と同点1位だったので私の優勝となりました。

【まとめ】
大人げないといわれるかもしれませんが、無事、雪辱を果たせました。
こういう時は知識量がモノをいうことの多い「Allカード・ランダム」とかよりも、「基本・ランダム」の方が厳しいものがありますね。
ではでは。