教えて偉い人(その2)

去年からドミニオンの勉強の一環として、Gokoのトップ・プレイヤーのStefさんのLogを眺めてみるということをやり続けています。
「凄い」「勉強になる」というのも多いのですが、流石に数100ゲームと眺めていると「やっちゃった」回というのも出てくるわけですが、たまに私の実力では疑問に思う回(やっちゃったのか、プレイングは悪くないけど単に運が悪かっただけなのか、判断がつかない)が結構出てきます。

今回は以前にもやりましたが、そうやって眺めたLogの中で凄いと思ったものや、疑問に思ったものを紹介してみたいかと思います。
疑問に思ったLogに関しては、もしこの記事を読んでいる偉い人(識者の人)で、理由がわかった方がいらっしゃったらコメントしてもらえるとありがたいです。

サプライ1
村落、原住民の村、移動動物園、坑道、よろずや玉座の間、魔女娘、幽霊船、交易場、貢物
災いカード:愚者の黄金
(属州・屋敷場)
実際のLog

魔女娘がいますが、災いカードは愚者の黄金で”村落−移動動物園”も見えるサプライです。
もしも対戦相手が魔女娘から呪いをまいて来ても(一応、魔女娘−坑道とのコンボも見える)、1枚交易場を挿せば問題なさそうだし(銅貨圧縮で、序盤は移動動物園との相性もいいし)、”村落−よろずや”という対処も見えるし、隠遁者もいるし、幽霊船に対しては移動動物園で対処できるし、村落−移動動物園でデックを回しながら1枚くらい坑道をいれて金貨を取りながら、村落の+購入で愚者の黄金を拾っていけば良さそうかな・・・とサプライを見た時点では思っていたわけですが。

意外なことに、Stefは「魔女娘−愚者の黄金」スタートを選びます。
そこから(相手も魔女娘を買ったせいだと思いますが)3ターン目も愚者を買って防御を固めてから4ターン目に村落、5ターン目に村落の+購入から村落×2を買って、6ターン目にようやく移動動物園を買って展開を開始するプレイングとなっています。

私なら初手から魔女娘無視でパーツ(移動、村落、愚者)を集めに行きますが、一応村落の+アクション後には移動動物園との相性もよくなりますし相手への牽制にもなるし、とりあえず初手は魔女娘の方が良いという話なんでしょうか?
あと初手魔女娘としても相方は村落の気がしますが、そこも呪い防御優先なんですかね(もしくは、3ターン目に2枚買っているし、2枚揃って5金を期待しているのか)?

対戦相手が原住民の村とか寄り道してくれたおかげでそれでも先手を取れていますが、相手が真っ直ぐきていたら不味かったのではないかという気がしますがどんなもんなんでしょうか?

サプライ2
抑留、念視の泉、隠遁者、仮面舞踏会、願いの井戸、鉱山の村、海賊船、はみだし者、香具師、国境の村
(属州・屋敷場)
実際のLog

仮面舞踏会があると大概の呪い配りカードは使う気を失うものですが(下手すると予言者さえ)、香具師だと流石に無視できない感じです。
ただ、仮面(あと隠遁者)があって村系が豊富なので、香具師があっても念視の泉はかなりの脅威になりそうな感じです。
あと考える点は、サプライに+購入がなく、追加獲得も隠遁者くらいというあたりでしょうか。

実際のLogをみると3-4の先手番で初手から「仮面−銀−ポーション香具師」と進んでいます。
私だと初手「仮面−ポーション」から入りそうですが、2周目の香具師優先(あわよくば国境の村付)でこの順番ということでしょうか?

サプライ3
ブドウ園、念視の泉、村、収税吏、バザー、肉屋、熟練工、香具師、国境の村、支配
(属州、屋敷場)
実際のLog

続けて似た様なサプライ(念視の泉、香具師、国境の村)ですが、仮面舞踏会がないサプライです。
以前の教えて偉い人で紹介した香具師・国境の村と薬師のあるサプライでは、「ポーション−銀貨」スタートだったのに対して、今回は「銀貨×2」スタートになっています。
やはり、念視の泉単独では香具師に対して分が悪く、香具師に行くのが最優先ということでしょうか?

参考までに「香具師と念視の泉」、「香具師と薬師」の揃ったサプライのLogをいくつか見つけたので、あげておきます。

香具師、念視:その1

香具師、薬師:その1その2その3

サプライ4
変成、停泊所、浮浪者、大学、村、隊商、伯爵、官吏、保管庫、品評会
(属州・屋敷場)
実際のLog

とりあえず、サプライを見た時は「大学から伯爵をとって圧縮しつつ、保管庫、隊商を掻き集めるのかな」と思ったのですが、Stefの手順は違っていました。

初手4-3の後手番で、初手から「(4金)隊商−(3金)銀貨−(3金)停泊所−(6金)伯爵」と伯爵を優先し、
・5ターン目:ポーション
・6、7ターン目:伯爵で圧縮(差し引き、銅貨×6、屋敷×1の7枚を廃棄)
・8ターン目:大学購入

そこから、悠々と大学をまわし始めます。4ターン目に6金出ているのに伯爵を買ったのは当たり前かもしれませんが、3ターン目に3金で停泊所を買っている辺りに「圧縮する」という強い意志が見えます。
ある意味、初手ポーションから入って「2周目大学」へ一直線で、大学から伯爵を獲得した対戦相手が良いベンチ・マーカーとなっていますが、最終的に回転率の差で逆転しています。
「圧縮するなら少しでも早く(デックの枚数が増える前)」というのは基本といえば基本ですが、大学から獲れるものがたくさんあると、どうしてもフラフラと取りあえずポーションから入ってしまいそうですが、流石というべきでしょうか。

サプライ5
大学、漁村、画策、貧民街、工房、橋、肉屋、禁制品、船着場、宮廷
(属州・屋敷場)
実際のLog

サプライを見た時は、「大学から橋、船着場集めて、Big Bridgeだ」「初手ポーション−工房もありか?」とか考えていましたが、Logを見るとお互い「橋−漁村」から淡々と進めています。
実際自分でも何度か一人プレイしてみたのですが、結局は「宮廷−橋」を決めるゲームで、「宮廷−橋」の一発目で準備が整い、二発目でゲームが決まります。

大学経由だと、確かに中盤のパーツ集めである程度は挽回できますが、
ポーションを経由した1周分を取り戻す前にゲームが終わる
・特に、その分宮廷購入のタイミングが一歩遅れるのが致命的
ということで、やはり大学経由は厳しそうです。

実際のプレイでは、漁村、橋、船着場から8ターン目に宮廷、9ターン目に1回目の宮廷−橋でパーツを掻き集め、10ターン目に宮廷をもう1枚追加、11ターン目に先攻の対戦相手が宮廷−橋でパーツを掻き集めた返しに、2回目の宮廷−橋で3山切らせつつ最低限の勝利点を購入して終了となります。
対戦相手も3山の危険はわかっていても自分の手を進めざるを得ず、経過だけ見ると、先に「宮廷−橋」が揃った方が順当に勝っただけとも言えます。

Stef側の構成としては、宮廷を増やして「宮廷−宮廷−船着場−橋−橋」を狙うのではなく、船着場多めで確実に宮廷1枚を引く方を優先しているのが特徴なのかもしれません。
漁村、橋、船着場、宮廷以外は画策(宮廷−画策狙いも兼ねて?)が1枚入ったくらいで、肉屋すら入るタイミングがない感じで、大学なんかに寄り道している暇はなさそうですね。

サプライ6
ブドウ園、原住民の村、浮浪者、城塞、金物商、スパイ、パン屋、肉屋、会計所、農地
(属州、避難所場)
実際のLog

避難所場とはいえ、「(初手に)何を取る?」と訊けば「肉屋−銀貨」スタートが圧倒的多数になるのではないかと思います。
その後の展開を考えると、とりあえず肉屋で城塞を廃棄して城塞や肉屋を獲得していってブドウ園につなげるコースが思い浮かぶかと思います。

対戦相手もGokoの高ランク・プレイヤーなのですが、そちらは「肉屋(城塞)」を確実にプレイできるように肉屋にも増して城塞を増やしていっていますが(結局7枚まで城塞を揃えている)、Stefは最低限2枚の城塞を揃えた後は、肉屋のプレイでは城塞に拘らず「銅貨⇒(2コイン消費)浮浪者」や「城塞⇒(城塞でなく)金物商」を優先して、回転率をあげることを優先しています。
ポーションを先に2枚投入したこともあって、ブドウ園の配分が5-3となり、そのままStefが押し切ります。
「肉屋(城塞)」を決めるのが目的のゲームではありませんし、やはり回転率は大事ということでしょうか。

サプライ7
蝋燭職人、銅細工師、伝令官、石切場、引揚水夫、シルクロード、香辛料商人、辺境伯、商人ギルド、保管庫
(属州・屋敷場)
実際のLog

色々やりたいけど、+アクションは伝令官からしか湧かないサプライで、いつも以上に伝令官の強い(伝令官を強くする必要のある)サプライと言えます。
そうなると、圧縮してアクション濃度をあげつつ伝令官を増やしていく展開が考えられます。
サプライを見た時には、圧縮の方法としては引揚水夫と香辛料商人が考えられますが、引揚水夫は伝令官から事故が起こる可能性もあるので、入れて1枚かなとか考えていたのですが。
実際のプレイLogですが、3-4スタートだけど初手は「蝋燭職人−香辛料商人」から入って、2周目に石切場を足しています。
蝋燭職人は+購入あるので石切場と相性いいし、香辛料商人は回転率をあげることも、石切場と揃えば+購入二つ買ってもいいし、どちらも伝令官からめくれたら+アクションにも出来るしと、言われてみれば、そういう展開かなという感じです。

サプライ8
ブドウ園、礼拝所、薬草商、願いの井戸、錬金術師、役人、広場、交易場、改良、大市場
(属州・屋敷場)
実際のLog

単純に初手「礼拝所−願いの井戸」でなく、「礼拝堂−広場」なのかと思いました。
確かに、3ターン目に広場プレイの銅貨4枚でコイン・トークン+銀貨、4ターン目に礼拝堂みたいな展開だとおいしいのでしょうが、どうなんでしょう?
その後は、礼拝堂で圧縮しつつ改良を加えて更に圧縮を進め、大市場を買って、ポーションを足して錬金術師にシフトしています。
逆に、願いの井戸は、中盤の大市場購入段階で、3金余った際に研究所感覚で買われていました。

サプライ9
宰相、倉庫、隊商、金物商、行進、ネズミ、バザー、商人ギルド、冒険者、ならず者
(属州・屋敷場)
実際のLog

初手は金物商でなく、隊商なんですね。最初から隊商を集める強い意志があれば、金物商より隊商なんですしょうか?(金物商に頼らなくても、バザーから+アクションは出ますし)

サプライ10
礼拝所、薬師、移動動物園、錬金術師、香辛料商人、大使館、収穫、商人ギルド、秘術師、支配(属州・屋敷場)

実際のLog

初手にいきなり「ポーション−礼拝堂」を取るパターンと、「香辛料商人−礼拝堂」から入って2周目の礼拝堂圧縮をしないターンにポーションを買うパターンが考えられます。
2人戦の場合は、どちらが良いのでしょうか?
初手「ポーション−礼拝堂」はハイリスク・ハイリターンで「ポーションと礼拝堂が上手く分かれたらいいけど、被ったら」という心配もありますし、礼拝堂などが底に沈む危険性もあります。ただ、被った場合は、P+2を残して1枚だけ礼拝堂で廃棄して、薬師を買って次の周の礼拝堂に期待という考え方も出来るのかもしれません(薬師−移動動物園とかプレイ出来れば、十分な圧縮が期待できそうな気がします)。
「香辛料商人−礼拝堂」の場合、礼拝堂が底に沈む危険は減りますが、2周目の礼拝堂を使わないターンの所持金が3金だと、更にポーション購入が1手遅れます。まぁ、その場合も圧縮が上手くいけば回転率は高いので、致命的にはならないと思いますが。

あと、支配がなければ2人戦でも礼拝堂に対して大使館はありなのかなという気がします。
そういう意味では、4人戦なら大使館にも目がありそうでしょうか?

サプライ11
抑留、従者、大広間、使い魔、武器庫、行進、地図職人、略奪、国境の村、隠し財産
(属州・避難所場)
実際のLog

使い魔がいるのにポーション取らずに、従者を行進で廃棄して使い魔を取る作戦を取っています。
通常の「ポーション−銀貨」スタートの場合、2周目(3〜4ターン)に使い魔を買える確率は約2/3ですが、単純な初手「行進−従者」でいきなり2周目に使い魔を獲得できる確率は3割程度になります。
なので、直接初手で「従者−行進」を取るのでなく、「大広間(納屋廃棄)−武器庫」からセッティングしています。

呪い対策カードがあれば納得ですが、ないとなると「大広間(納屋廃棄)−ポーション」で直接使い魔を買った方が安全な気がしますが、どうなんでしょうか?
※実際、対戦相手のSheCanさんは「大広間(納屋廃棄)−ポーション」でプレイしていましたが、3ターン目にあえなく「P+2金」の手札を引いたため、結局、Stefと変わらない速度になってしまいましたが。

サプライ12
占い師、詐欺師、倉庫、司教、巾着切り、鉄工所、偵察員、商人ギルド、破壊工作員、投機
(属州・屋敷場)
実際のLog

先手番のSheCanさんが1ターン目破壊工作員から入った状況の後手番で、初手3-4スタートという状況です。
実戦では「詐欺師−鉄工所」スタートでしたが、鉄工所の稼働率を上げることを考えると「倉庫−鉄工所」でも良かったのではないかという気がします。
あと、2枚目の鉄工所を入れないのが少し印象的でした。
実戦では、お互いに態勢を整えたら金貨と投機を足して属州に向かうプレイングになっていました。

サプライ13
岐路、灯台、見張り、名品、執事、物置、願いの井戸、再建、労働者の村、幽霊船
(属州・屋敷場)
実際のLog

初手は互いに「再建−願いの井戸」なわけですが、対戦相手は屋敷を延々願いの井戸にしているのに対して、Stefは執事にしています。
反射的に再建で屋敷を銀貨や願いの井戸にしてしまいそうですが、労働者の村、岐路と+アクションが十分あるなら執事の方が優秀ですよね。
再建で金貨にする足掛かりにされるためだけに獲得される幽霊船(5コストは公領と幽霊船しかなく、公領よりはましだろうという感じで取られて、でもプレイされずに再建で金貨になるだけ)が不憫な感じでした。

サプライ14
物乞、蝋燭職人、大学、工房、改築、護符、偽造通貨、収穫、街道、鍛造
(属州、避難所場)
実際のLog

最初見たとき、「ポーション−工房」から大学で街道を集めつつ、街道から工房や護符を悪用する路線かなと思いつつ見ていると、実際のLogは単純な「街道−護符−偽造通貨」で進んでいます。
大学での獲得より、大学はドローがない分だけ回転率が落ちるのを嫌ったということなんでしょうか?

サプライ15
救貧院、中庭、岐路、薬草商、闇市場、伝令官、値切り屋、宿屋、厩舎、農地
(属州、屋敷場)
実際のLog

サプライを見た瞬間に「闇市場(財宝カード全プレイ)⇒救貧院」という夢コンボが見えたのですが(岐路、伝令官、宿屋と+アクションの元も豊富にありますし)、駄目ですかね?
闇市場が入るので、闇市場本来の役目(闇市場デックの危険カードを抑える)も果たせますし。

実戦では「値切り屋−闇市場」(闇市場内にパン屋がある)スタートから、以下、淡々と伝令官を集めていきます(値切り屋で、上か下のコストのオマケをつけながら)。
救貧院では回転率があがらず、回転率があがった段階では救貧院なしで問題なく属州に達するということでしょうか?

サプライ16
手先、闇市場、神託、望楼、助言者、ゴミあさり、シルクロード、ゴーレム、助言者、冒険者、貴族
(属州・屋敷場)
実際のLog

SheCanさんとの対戦のLogになります。
初手にゴミあさりでなく助言者を買って、そこから助言者を増量していっています(最終的に助言者はStef7枚:SheCan3枚)。
「初手の3コストが闇市場なので、初手の4コストはターミナル・アクションを避ける」というのも分からなくはないですが、それなら「ゴミあさり−銀貨」とかから、3〜4ターン目にでも闇市場を足せばいいのではという気もします(私なら、対戦相手にもよって変わりますが「ゴミあさり−闇市場」の初手が多そうです)。

助言者デックにしたのは、
・単純にデックが均質になると思っているから助言者デック?
・ゴーレムからの連携(+アクション)を考えて助言者?
昨年9月頃のLogなので、試しに助言者を使ったというわけでもないでしょうし。

確かにゴーレムとかから助言者が連打されると嫌な感じですが、初手は回転率考えてもゴミあさりの方がいいような感じがするんですが、どうなんでしょうかね?
それとも大量の助言者を連打するデックを目指すから初手からなんでしょうか?
対するSheCan氏は5-2スタートなのに「闇市場−手先」スタートと、どれだけ闇市場を怖がってるんだと思ったものですが、結局闇市場から飛び出した馬上槍試合(褒章カード)が蹂躙してゲームが終わっているので、結果的には正しい態度と言えるのかもしれません。

サプライ17
ブドウ園、中庭、岐路、占い師、願いの井戸、伝令官、記念碑、立て直し、貴族、行商
(属州・屋敷場)
実際のLog

私は手拍子で初手「中庭−記念碑」から建て直しにいきそうですが、「中庭−銀貨」で2周目に建て直しと記念碑の方が安全ですね。
ただ、建て直し数でリードしていたとはいえ、途中、屋敷を買ったのが微妙でしょうか。

サプライ18
礼拝堂、抑留、薬草商、石工、浮浪者、賢者の石、助言者、幽霊船、改良、船着場
(属州・避難所場)
実際のLog

お互いに4-3スタートだったわけですが、どちらも礼拝堂を一顧だにせず「銀×2」から船着場ステロに一直線だったのが印象的なところ。
そうなのか。鍛冶屋とか4コストのステロ(初手から「そのカード+銀貨」でスタートできる)はわかるんですが、・・・とか考えていましたが、よく考えると私も大使館ステロは良くやっていますね。
Stefが2周目(3〜4ターン)のお金が5-4だったせいで助言者、改良、石工などをいれて寄り道したのに対して、対戦相手は2周目のお金が5-5だったこともあり、愚直に船着場ステロ(最終的に買ったアクションは船着場5枚のみ)で押し切ったのは見事なものです。
でも終了したのが18ターン(実質的には、後手番が全勝利点の半分を先に押さえた17ターン)というのは、単純なステロにしては、あまり早くないような気もします。

サプライ19
薬草商、隠遁者、仮面舞踏会、共謀者、鍛冶屋、密偵、船着き場、冒険者、貴族、支配
(属州・屋敷場)
実際のLog

Stefのプレイングというより、「(2人戦の)支配って酷い」と改めて感じたゲームだったので、その紹介を。
支配があるのに互いに初手・仮面舞踏会から入っているのは、「もし支配を買われても、後で隠遁者で廃棄すればいいか(実際、そういうプレイをしていますし)、仮面使わないのも序盤の差が大きすぎるし」という感じだったのかと思います。
ただ、対戦相手の強引さが実ってしまったかなというところがあります。
初手「仮面舞踏会−隠遁者」も強引なら、4ターン目のポーション購入も強引ですが、6ターン目に隠遁者⇒狂人獲得から、7ターン目に狂人を引いてプレイから強引に支配購入、8ターン目に支配を引いてプレイと、Stefの予想を越える速度で支配が飛んできた上に、折しもその支配されたターンに船着場の持続分で引いた中に仮面舞踏会があってと、かなり踏んだり蹴ったりな展開です。
しかも、隠遁者で自分の仮面を廃棄できたと思ったら、対戦相手から「貴族−仮面(仮面をパス)−支配」と飛んできて、そうすると返す支配ターンのStefの手札には仮面あることが確定となります。
とはいえ、そんなことをやるためには対戦相手も仮面をデックに抱えることになるため、Stef側が支配を撃てるようになると、逆に同じようなことを仕返されます(相手を支配して仮面を撃たせ、支配などを流させつつ、自分は仮面を渡す)。
正に泥仕合といった感じで、やはり2人戦の支配はダメ・カードだなーという感じです。

自分の手札が悪い場合、支配中の相手のターンに、相手に支配を撃たせるとその悪いカードをパスできるというプレイングは勉強になりました(相手が次の自分のターンに支配を引いて撃ってくるのを確信できるなら、パスすべきでしょうが)。

サプライ20
停泊所、大学、移動動物園、木こり、武器庫、よろずや、義賊、地図職人、値切り屋、香具師
(属州・屋敷場)
実際のLog

お互い、よろずやから入って香具師を加えたステロで戦っています。
よろずや・停泊所、移動動物園とあって、香具師がなければ大学経由で色々と面白いことが出来そうなんですが、このばだと、大学経由の歩遅れが不味い(呪い廃棄も効率の悪いよろずやしかなく、銅貨は圧縮できない)という判断でしょうか?

キリがいいので、今回はこの辺で。
ではでは。