ギルド・プレビュー2

ギルドのカードのプレビューは5枚目のカードが最後のカードになるみたいです。
残りの8枚(ギルドは全13種類)は、発売されてからのお楽しみということみたいです。

その5:Herald(紋章官)


やはり、6/12のオリジンズが初お披露目になるみたいなので、遅くても6/13(木)頃には全カード・スポイラーがweb上に出回っていることでしょう。

また、ギルドの店頭販売にあわせて、Goko版でもギルドのカード・リリースされるみたいです。
なので、早ければ今週末くらいにはGoko版でギルド入りの環境で遊べるかもしれません。

【紋章官(Herald)】
4+コスト アクション・カード

+1カード
+1アクション
山札の一番上のカードを公開し、それがアクション・カードであればプレイする。
−−−
このカードを購入する際に、コストを余分に払ってもよい(overpaid)。
追加で払った1金ごとに捨札から1枚を選び、山札の一番上にのせる。


公開したカードがアクションであれば「+2カード、+2アクション相当」(ただし、公開したアクションを強制使用の制約付き)となります。
アクションでなければ、キャントリップ+山札の一番上を公開となります。「秘術師」なんかでは利用できるパターンですね。
キャントリップ(1枚引いた)後のカードを公開するのは「願いの井戸」と同じ方式といえます。
そのため、アクション・カードを確実に公開されるように、事前に山札を仕組んだり、確認するのは結構大変といえます。
一番インスタントな方法は「地図職人」と思います。類似の方法としては「薬師」「偵察員」、村+「航海士」なども思いつきます。

特殊な方法もいくつか思いつきますが、例えば「Herald(紋章官)」を11金で購入し、捨札から7枚拾うこととし、1枚目にアクション・カードを、3〜7枚目に既に捨札にあった別の「Herald(紋章官)」を拾ってくれば、新しい手札を引いた後は、手札に「Herald(紋章官)」があり、山札の2番目をアクション・カードという状況を作り出せます。
「前哨地」を使ったターンであれば、2金少なくても大丈夫ですね。まぁ、「前哨地」1枚でまわすならともかく、2枚以上にすると「前哨地」ターンに「Herald(紋章官)」を打って、別の「前哨地」にヒットする危険を抱えることになりますが。

「ゴーレム」同様、公開されたカードは強制使用のため、廃棄系のカードなどと併用すると自分を傷つけることもありえます。
その辺も含めて「プチ・ゴーレム」と記載しているのも目にしましたが、「ゴーレム」との違いとしては、「ゴーレム」がアクション・カード2枚を引っ張ってくるという点も大きいですが、「Herald(紋章官)」の場合、公開されたのがターミナル・アクション(+アクションのないカード)であっても、アクション数が減らない(最低、「Herald(紋章官)」の+1アクション分は残る)というのも挙げられると思います。
その分、気楽にプレイできると思います。

このカードを初めて見た時、似たカードとしてピンときたのが「移動動物園」となります。
このカードも「移動動物園」も、いつも最大効果を確実に発揮するために仕組むとすると結構大変です。
でも、「可能であれば種類数を増やす」/「アクションを多めにする」といったことを漠然と考えながらこれらのカードを適当に買い込んでいけば、毎回とはいえなくても、それなりの頻度で最大効果を発動し、ゲームが終わって振り返ってみると「それなりに役立ってくれた」と思うことは多いような気がします。
また、このカードを役立たせるためにはアクション・カード比率を上げることとなりますが、その中には「Herald(紋章官)」自体の枚数を増やすことも含まれます。
「Herald(紋章官)」を買う際に、余分に支払う余裕があれば、捨札に落ちた強力なカードの使い回しを謀ることも出来ます。
まぁ、「Herald(紋章官)」自身が4コストと安いとはいえないので、そこまでパカパカとカードを拾えるわけでもないでしょうが(6金も出れば金貨を買いたくなるでしょうし)。
また、2人戦ならともかく、4人戦だと、結構早めに売り切れ(山切れ)ているのが予想されます。その場合、追加効果を期待して「Herald(紋章官)」を買うことも出来なくなります。

移動動物園同様、愛好者の多そうなカードになるかと思います。