ドミニオンブログ対抗リレー戦 (対かぼペンさん戦)

ドミニオンブログ対抗リレー戦」、私にとっては3戦目になるかぼペンさん戦をお届けします。
せっかくブログ対抗リレーをやるなら、「皆さんが知っている有名な方と対戦するより、新しくブログを始めた方を紹介がてらお誘いする方がいいのでは」という余計なことを考えて、最近ブログを始めたと思わしき方々に声をかけてみました。
何人か声をかけてみた(ブログのコメント欄に書き込んでみた)方からは反応をいただけなく、次戦まで時間がかかって主催のhirotashiさんには申し訳ありませんでした。
ようやく今回、かぼペンさんに快く対戦を了承していただけました。ありがとうございます。

かぼペンさんは8月末から「ドミニオン、今日の感想」というブログで自分のGokoの対戦記録をあげられている方で、更新頻度も高いので、個人的にはこのまま頑張ってもらえたらなぁと期待しているところです。
では、対戦の結果について。

【1回戦】

掘、闇市場、役人、城塞、義賊、護符、公爵、大使館、国境の村、拡張
属州・屋敷場(パン屋場)

Log

1戦目は私が先手でした。
闇市場の中にパン屋がいるせいでパン屋トークン有のスタートになります。
初手(1ターン目)は派手なことに5金あります。闇市場の中の魔女が気にはなりますが、せっかくのチャンスなので、コイントークン使って6金にして「国境の村(大使館)」スタート。2ターン目の2金では、国境の村が入っているので堀を買います。
対戦相手は4-3からコイントークンを使って大使館−銀貨スタートとなります。

何というか、こういうサプライは苦手ですね。大使館打てば(相手の大使館分の銀貨もあるので)8金には届くのですが、公領・公爵を無視していいのかが、わからない。
属州を買えば取りあえずは点数のリードは取れるけど、相手が公領・公爵行って後でマクられないかという危惧があり、公領買う場合、+購入がないのでチマチマ公領買っている間に属州買い切られないかという危惧があり、あと非常にもったいない気がします。
結局、属州に行った場合と公領・公爵に行った場合を比較して考えて結論を出すわけですが、ゲームの構造的に2人戦の場合は公領・公爵の方が有利な場は多いような気がします。
「坑道や隠し財産などがないので、息切れせずに属州8枚買い切るのは無理」「拡張で手数をごまかせる」という判断で、公領・公爵に進むことにしました。
相手も公領・公爵なら4-4までもっていった後で属州レースかなとか考えていました。
4人戦だと、他の人の動きにもよりますが、まっすぐ属州に行く可能性は高いような気がします。

3ターン目にチキンに闇市場を加え、4ターン目に大使館から7金出たので拡張を加えと、ほぼ予定通りに進めます。
公領・公爵を進めるには態勢十分かなと、7ターン目に国境の村購入のおまけに公領を獲得したり、8ターン目に銀貨を拡張(国境の村+公領)+公領購入、9ターン目に屋敷拡張(公領)+公領購入と進めますが、かぼペンさんからのリアクションはなく。
流石に公領を7枚ガメることに成功してしまうと、勝負になりませんでした。

互いに序盤は対戦相手の大使館の銀貨のせいで上手く回っていましたが、途中で息切れする前に追加のお金を足すタイミングを逸した感もあります。

【2回戦】

石工、大広間、貧民街、工房、偵察員、鍛冶屋、労働者の村、禁制品、議事堂、香具師
属州・屋敷場

Log

2戦目も私が先手でした。
まず香具師が目立ちますが、実は工房も結構お仕事してくれそうなサプライになります。
互いに初手は3-4と4-3のスタートでしたが、こういう時の初手のアプローチは考えさせられることになります。

2周目の金量の最大値を考えると「鍛冶屋−銀貨」になりますが、鍛冶屋で出たお金で香具師を買い足していくとアクション過多になる危険があります。
そう考えると「銀貨×2」という案も出てきます。
工房を最初から入れるという案もあります。2周目に香具師が買えない確率も高いですが、工房から労働者の村が取れるので、アクション数が足りなくなる危険は低くなります。あと、その余裕があるかはわかりませんが、一応「大広間−偵察員」コンボも見えます。

私の場合は初手「銀貨−鍛冶屋」とし、まず香具師獲得を優先し、工房などは後で(2周目や3周目に)加えればいいかと考えました。
かぼペンさんは「鍛冶屋−工房」という一番ハイリスク・ハイリターンな初手を選択しました。

3ターン目に互いに鍛冶屋を打って、私は香具師を購入しましたが、かぼペンさんは工房を引くというツラい立ち上がりで、4ターン目は私はバランスをとって労働者の村、かぼペンさんは工房と4金で労働者の村×2となります。
5ターン目、残り山札3枚で手札が「鍛冶屋、銅貨×4」で残り3枚に香具師がいるのがわかっている状態でした。その時は「シャッフル入らないし、山に銅貨も残っているし、いいか」と思っていましたが、微妙なところだったかもしれません。
その時の5金で「石工−工房、貧民街」と加えましたが、単純に2枚目の香具師にするか、貧民街のかわりに大広間で良かったかもしれません。デックがごちゃごちゃしすぎて、貧民街は逆に足を引っ張っていました。
結局、香具師で押すなら早めに呪いをまかないと、もたもたしたら工房からデックを作っていた対戦相手に逆転されるのは当たり前なことで。
香具師を先に買って、香具師の枚数も2対1ながらも、先に呪いをまかれ、デック回転率の差もあって呪いの枚数もあまり差がつかず。
あと、アクション・カード(ドローと村)を入れるのに夢中でお金が出るカードが足りず、8金に届かなかったのも良くなかったですね。
一度アクションがつながって属州を1枚買えれば、あとは優位に立って押し切れるかなと思っていましたが、香具師でまきあう環境でそううまくいかず。
労働者の村が切れたあたりで3山(労働者の村、呪い)の匂いがしてきたので、こちらは大広間でなく屋敷で点差を詰め足りもしましたが、大広間まで切れて試合終了になります。

【3回戦】

公爵夫人、原住民の村、開発、青空市場、貧民街、封土、香辛料商人、玉座、交易人、はみだし者
属州・屋敷場

Log

3戦目も何故か私が先手で、ここまでくるとGokoの先手・後手のランダム処理に問題があるのではないかと思わなくもないところですが。
サプライを見てまず思ったのが、「交易人・封土ですね、簡単ですね」と言うところでした。
ただ「いきなり交易人から入るよりも、こちらから入った方がスマートですね」ということで、初手は香辛料商人−開発を選びました。
かぼペンさんは2-5で「原住民の村−はみだし者」スタートでした。このサプライでは、はみだし者はいろんな違う役割が出来るので有用ではありますが、4-3に比べるとちょっとツラいかもしれません。

3戦目に関してはTwitter上でも騒いでいましたが、やってしまいました。
ずっと「封土を交易人」と頭の中で繰り返していたため3ターン目の4金で交易人でなく封土を買ってしまいます。
序盤は拡大再生産でゲームが進んでいくドミニオンにあって、これはかなり致命傷です。
それこそ次の周回に封土と開発が揃ってくれれば帳尻が合いますが、流石にそんなにうまく話は進まず。6ターン目は「これが交易人なら」と思いながら、ほぼパスに近いターンを過ごします。
ゲーム展開としては、青空市場から得た金貨で戦う感じになるのですが、かぼペンさんの原住民マットにかなりカードが載っていて、かなり胃の痛い戦いになります。
そして14ターン目、手札は「金貨、銀貨、はみだし者、開発、封土」で、原住民マット上に金貨という状況で「はみだし者を原住民の村にして金貨を回収して封土を開発する(属州1枚+封土の点数が+1点)」か「はみだし者を交易人にして封土をばらす(封土の点数+2点+封土購入)」かで悩みます。
結論として「はみだし者を原住民の村にして開発」を選んだつもりが、開発が頭に残っていたのか、はみだし者で開発を選んでしまいます。
いや、何をやっているのか。
まぁ、こんなことやっていて勝てるわけもなく。

ということで、私のブログ・リレーは3戦目にして終了となりました。
あとは、私をたおしたかぼペンさんに頑張ってもらえたらと思います。

ではでは。