The Dominion Cards Lists 2013 Edition

ドミニオンのカードで、点数付けや順位付けというのは、誰でも一度はやってしまうものなのか、DominionStrategy.comのフォーラムでコスト毎のカード・ランキングを見つけました。

細かく見てみると、DominionStrategy.com自体が実施したもののではなく、Qvistという人がフォーラムを通して投票を呼びかけ、個人的に集計したものみたいです。
2012年に2回実施され、今回集計・発表中のものは2013年度の第1回になるみたいです。
2012年の第2回目は65人、今回(2013年第1回)は55人の投票者がいたみたいで、それなりに規模の大きい評価といえます。
現在(6/2)集計途中で、4コストまでは集計・発表され、5コストも13位以下は発表されています。
ちなみに、5コストの上位12位以上に食い込んだ暗黒時代のカードは、狂信者のみ(暗黒時代の2位は「山賊の宿営地」の20位)となっています。
以前の順位も書かれているので、評価の変遷を見ていくのも、結構面白いです。

コスト毎に分けたランキングになります。
ベースとしては、評価者には各コストのカード全部を1位〜最下位の順に並べて評価してもらい、1位を「100%」、最下位を「0%」として、その間を均等に割って順位順に%をつけていっているみたいです。
ただし、あまりプレイしていないセットを丸々抜いて残りのカードで評価したり(その性で「廃墟(Ruins)の評価をしている人は39人しかいない)、全カードの順位付けが面倒な人は5段階とか10段階評価で各カードを分類してかわりにするなど、いくつか別の評価方法での評価も許されており、最終的にはいずれの評価方法も0〜100%の点数付けに換算して、算出された全評価者の数値の平均値を用いてランキングを出しているみたいです。
さらに、今は亡きIsotropicのランキングで各評価者の評価に重み付けがされているみたいですが、その辺も含めて、実際の細かい処理の内容は、ちょっと良くわかりません。

基本的にIsotropicでのプレイが母体になっていると思われる評価者集団でのランキングなので、4人戦より2人戦での評価がメインとなります。

リンクのページに全体の順位がでて、フォーラムのほうに主催者からのデータ(評価%の平均値やSDなど)報告と簡単なコメントがあった後に、その結果をみたフォーラム参加者のコメントが続く形になっています。

・廃墟(ruins)
・2コスト
・3コスト
・4コスト

特殊勝利点でその傾向が強いですが、サプライ次第で評価が天地も変わるカードが多いので、はっきり行って点数付けや順位付けを覚えればドミニオンが上手くなるものでもありません。
点数や順位のつけ方にしても、ばらつきの大きい中で平均値としてこれぐらいだろうという考えの評価だったり、決定的な仕事をする頻度を考えての評価だったりと、かなり各自の好みが反映されている部分も多いと思います。
逆に、いろんな人が、どういったことに重きをおいて評価しているかという点で考えると、見ていて面白いところという話があります。

そういった点も含めて、結構、自分の評価と違うカードが多いですね。
例えば2コストで見ると、秘密の部屋が、万年最下位なのは、違和感を感じます。
対「詐欺師」「海賊船・泥棒」戦での活躍の印象が強い性もあって、自分なら真ん中くらいの順位には持ってきそうな気がします。
ただ、基本それは4人戦でのイメージで、2人戦だと対策として入れにくいし、対策する対象の海賊船なども使われる頻度が低いので、2人戦しかやらないとイメージが低くなるのも確かな気がします。

面白そうなので、時間があったら各種データ(評価%の平均値など)をまとめてみようかと思います。