Walled Village

Board Game Geek(BGG)のGeek Storeに発注していたWalled Villageが手元に届きました(トロヤとかアセッションのプロモ・カードと一緒に注文しました)。

本体は$0.01で追加処理費$4.99なのですが、何個頼んでも(個数制限で上限は3個ですが)個別に追加処理費はかかるので、初めから1個$5.00といってくれた方がわかりやすいという気がします。
まぁ、何か大人の都合(メーカーからは$0.01で供給してもらっているとか)があるのかもしれませんが。

Walled Village  4コスト、アクション・カード、+1カード、+2アクション
At the start of Clean-up, if you have this and no more than one other Action card in play,
you may put this on top of your deck.
クリーン・ナップ・フェイズの開始時に、プレイされているアクション・カードがこのカード
以外に 1 枚以下であるなら、このカードを山札の一番上においてもよい。

※添付してきたWalled Villageのルール説明書からは以下のような内容が読み取れます。
「Walled Village」を含めて、アクション・カードが2枚以下なら山札に戻すことが出来る。
プレイされているのが「Walled Village」*2枚のみの場合、0〜2枚の「Walled Village」を山札に戻すことが出来る。
「Walled Village」の効果発動のチェックはクリーン・ナップ開始時のみで、(廃棄されている)「祝宴」のようにチェック時にプレイ・エリアにないカードは数えない。逆に、継続カードのように前のターンから存在するカードであっても数として数えるし、「Walled Village」のチェックの後も残り続ける継続カードも通常通り数える。

まぁ、だいたい疑問に思っていたことは解消されたような気がします。
あと、宝物庫とか錬金術師とかは処理のタイミングが違うので(あちらはクリーン・ナップ中の捨札の処理の時)、その辺は留意しておくとよいかもしれません。

カルカッソンヌ 10 周年記念対応で発行されたプロモらしいですが、日本語版は「ドミニオンンへの招待2012」(ドミニオンへの招待2)の付録になるようです。また、「へそくり」の時のように、「プロモ・カードに本体のおまけ」とか言われない内容だといいんですが。
ちなみに、日本選手権で日本語名(囲郭村)も掲示されていましたが、「城壁の村」とか「城壁に囲まれた村」とかでよかったのでは。

Walled Villageに関しては、以前の記事で、収穫祭の個別のカードのオマケで考察を書いていますが、イラストやカードの能力の雰囲気としては落ち着いた感じで、錬金術−繁栄より、基本−収穫祭よりのカードのような気がします。
まぁ、陰謀以来ちょくちょく存在する「ちょっとした+αのある4コストの村」の新しい1枚で、取り立てて、これを軸にしたコンボとかが出来るカードではないですね。

しかし、これで王国カードは130種類。
ポーションとか考えずに単純ランダムで10種選ぶ場合の組み合わせは約266兆通りとなったわけです。ちなみに、129種類から130種類に増えた影響で増えた組み合わせ数は約20兆通りみたいです。
まぁ、もはや、変わらず膨大な数ということでくくっても、あんまり問題なさそうな気がします。