Age of Renaissance 覚書

交流会(A.B.C.)に言ったら、いきなり「Age of Renaissanceをやるぞ」といわれて、面食らいました。

というより、そんなゲームを立てるなら、あらかじめ言ってもらっておかないと(涙)。
それで1日つぶれるなら、重い思いをして、たくさんのゲームは持っていかなかったのに。
折角、レファレンス作ったPantheonはプレイできないし。
あと、知っていれば、いろんなAge of Renaissanceのリファレンスを作ったり、ルールやマップの改定を確認してきたのに。

ということで、気になったので、ルール改定部分などを覚書程度にまとめてみました。
・・・いまさら、誰の役にもたたなさそうな。

詳細はBGGのfilesの項などで確認できます。

○デザイナーが変更点として挙げた部分
1)地図に対する変更(ここからダウンロードできます
 LondonとChester(左上のメタル)が陸続きに
 Parisの左下にLoireというワインのエリアが新設される
 エリア6と8の北アフリカの境界が変更
 黒海北の侵入経路が一歩短縮
 
 ダウンロードして切り取ってボードに貼れば、修正マップになるはずです。
 北方三国とジェノアに、それぞれ有利な修正ですね。
 デザイナーも、元のままだとこれらの国に厳し過ぎると判断したみたいですね。
 ※その分、最初の不幸カードが南3国に飛ぶんで、そこで南北トントンという話はありますが。

2)最初に配る手札についてバランスを取りたい場合のバリアント
 第2エポックのTimber(木材)の1枚を第1エポックに移す(ハンブルグに配慮)
 第1エポックより、以下の東方(中近東)関連の5枚のカードを除く
 「CRUSADES」「WALTER THE PENNILESS」「RASHID AD DIN」「SPICE」「SILK」
 第1エポックのカードを、各プレイヤーに3枚配る
 各プレイヤーは3枚の内2枚を手札にし、1枚を戻す。
 戻したカードは山札にリシャッフル・インする。
 1ターン目の通常のカード・ドローはなし
 ※取り除いた「CRUSADES」などのカードは、以下のターンに山札にリシャッフル・インする。
  3〜4人:1ターン目の初め、5〜6人:2ターン目の初め

○AH版からEurogames版での変更点
3)リーダー・ボックス(殿堂)の変更点
 殿堂が3つに増え
 最初に出されたリーダー:誰も Patronag(E)できない
 2番目に出されたリーダー:1人しか Patronag(E)できない
 3番目に出されたリーダー:2人しか Patronag(E)できない
 4番目以降:何人でも Patronag(E)できる

4)進歩の変更
Enlightment(D):毎ターンMiseryが1レベル下がる
Wind/Watermill(J):第1プレイヤーが過不足の調整をしたのちに、(J)を持つプレイヤーで、手番の最も遅いプレイヤーは、Grain, Cloth,Wine,Metalに関して、過不足を1段階加えることが出来る。
Written Record(N):(N)を持たないプレイヤーの領土を奪った場合、相手の手札のランダムに1枚と、自分のいらない手札1枚を交換できる(1ターンに1回)。
Master Art(P):購入直後からディスカード可能。
New World(U):アメリカに行けるだけで、Miseryは下がらない。

ReligionのCreditが20/20/20/20から10/20/30/20に
CommunicationのCreditが10/10/10/0から30/20/10/0に
CivicsのCreditが10/20/30/40/50から20/30/40/50/60に

5)Misery Relief(これまでのMisery reliefはなくなる)
Science/Commerce/Civicsに関して、
3つとも2段階以上そろえたら: Miseryが1レベル下がる
3つとも3段階以上そろえたら: Miseryが2レベル下がる
3つとも全段階そろえたら:   Miseryが3レベル下がる

1)、2)は良さそうだけど、3)〜5)はいらないかなという気がします。
Wind/Watermillの改定は結構面白そうだけど。

とりあえず、交流会では5人プレイで、私は0ビットでロンドン。
時間がなかったので、第2エポックのカードが尽きるまででプレイ。
ウールは引けなかったけど、カード維持できずに他のプレイヤーが撃ってくれたし、盤面だけ見て南方3国が争ってくれたおかげで、余裕のトップでした(1400点)。2位はパリ(1000点)と、単純に争わなかった北方2国が順当に勝っていました(南方3国は600点くらい)
やはり、仲良きことは美しきかな、ということで。