ギルド(Guilds) カード・リスト(偽)の顛末

さて、先日からレポートしていましたギルド・カード・リスト(疑)ですが、dominionstrategy.comのフォーラムの流れを見る限りでは、やはりエイプリル・フールだったみたいです。

dominionstrategy.comのフォーラムでBGGのカード・リストを拡散した人(watnoさん)が、同じくdominionstrategy.comのフォーラムで「エイプリル・フールだった」と告白しています。

BGGへの投稿は新規に登録されたばかりの捨てアカウントで投稿されており、これが投稿した本人の言なのかは確かめようがありませんし、そもそもweb上の掲示板の情報がどれくらい信用できるかという話はありますが。

まぁ、まかり間違ってこれが本物のカード・リストであれば「早く中身がわかって得した気分」ですし、やっぱり偽者であったとしても「本物が公開されるまでの暇つぶしとしては、なかなか良かった(暗黒時代もまだ十分消化しきれていないのに言うことではないような気もしますが)」と、どっちに転んでも悪くなかったように思います。
そういう気分になるのは、このリスト(偽)の出来が良かったせいもあります。

そういえば、dominionstrategy.comの別の噂では「cards you can get more out of by paying extra for them.」の部分を、今回のリスト(偽)のような「プレイ中の追加コインを支払うことによる追加効果」ではなく、キッカー形式(購入時に余分に払うと、追加の効果が発生する)と考察しているものもありましたが、「購入時/獲得時」発生効果の一形態と考えると、異郷にあるメカニズムと被るので、何かしっくりこないところがあります。

あと、リストが偽者であれば今さらですが、「Stockpile」の訳が間違っていましたね。ご指摘いただいた皆様、ありがとうございます。
正しくは、

Stockpile(備蓄品) 2コスト アクション・カード
+1カード
+1アクション
_____
When you discard this from play, pay up to $3.
+X coin tokens equal to the amount you paid

このカードが捨札にされる時に、3コインまでを支払ってもよい
そうした場合、支払ったコインの分だけコイン・トークンを獲得する


この書き方だと、クリーンナップ時に残っている(仮想)コインをコイン・トークンに変換することになるため、Journeyman(職人)と同様、財宝カードのプレイで得たコインも利用できますね。
そうすると、あまりにも便利すぎるので、無意識に脳内で「ありえそうなレベル」に勝手に効果を読み替えていたみたいです。
仮想コインを変換するだけで、コイン量を増やす訳ではないので敢えて「強い」とは言いませんが、自身キャントリップな点も含め柔軟性が高すぎですね。
+購入が容易に準備できる環境だと、あっという間に売り切れそうな予感がします。

どちらにせよ、1〜2ヵ月後も待てば、何が正解なのかわかるはずです。
発売が6月中旬くらいなら、プレビューが始まるのは5月下旬くらいでしょうか。
まぁ、例のリストが偽者なら、それを証明するために1〜2枚前倒しで先行プレビューがないかな、とかは期待しなくもなかったですが。

とりあえず、偽者(と思われる)カードで遊びながら、本物のリストを待つことにしたいと思います。