第3回木ドミ ミニ・トーナメントに参加してきました。・・・って今さら?

かなり遅ればせながら、木ドミの第3回ミニ・トーナメントに参加した感想を書いてみようかと。
・・・もう一週間たって、かなり旬も過ぎてしまった話題ですが、まぁ、先週はバタバタしていて、時間が取れなかった、ということにして下さい。

主催の@retletさんをはじめ、開催にかかわった皆様、お疲れ様でした、ありがとうございました。

結果は1-3-4-1の8位(22人中)と、良くもなく、悪くもなくの結果。
自分的には悔しい結果ですが、まぁ、2戦目と3戦目は明らかにミスったので、結果自体は妥当なものかなと。
まぁ、次は・・・・「いつ」になるか分からないですが(都合よく上京している確率はかなり低いですが)、がんばるということで。

1回戦2コスト:岐路、地下貯蔵庫
3コスト:願いの井戸、見張り
4コスト:遊牧民の野営地、シルクロード、労働者の村
5コスト:大衆、探検家
P+2コスト:薬師
(属州場)

参加者が22名のため、3人卓が2つ出来ましたが、1回戦はその3人卓の一つで、2番手に。
サプライに異郷のカードが入っていたのには、ちょっと驚きました。
サプライを見た時は、「とりあえずシルクロードかな」とぼんやり考えながら初手(1ターン目)を開くと4金。まずは遊牧民の野営地を買って、運試し。
運よく2ターン目は5金(40%の確率)だったので、探検家を買って、そのままシルクロード・ルートへ。このスタートなら、シルクロードが1人でも問題なさそうで、後はシンプルなプレイですみそうです。
2ターン目が4金の場合(60%)、庭園と違って“遊牧民の野営地×2”からのシルクロードはこのサプライだと微妙なので(2人シルクロードなら問題ないですが、1人だと息切れしそう)、その場合は周りのプレイングを見ながらのプレイになったと思います。
その辺が、単に4金出せて、デックを太らせればいい庭園との違いでしょうか。よっぽどサプライが適しているか、複数人で挑まない限り、シルクロードの場合は、探検家とか、よろずや、値切り屋みたいな、息切れしない装置がいるような気がします(木こり系の+銅貨だけだと、足りない場合が多いような気がします)。

で、1番手(上家)の方は「薬師−願いの井戸」コンボがメインの引ききりデックで(大衆1枚込み)で、3番手(下家)の方とともに属州コースで、シルクロードは卓に私一人でした。

3ターン目以降は、シルクロードを買えたら買い、4金に届かなかったら中盤まで岐路(終盤は屋敷)、6金とか出たらシルクロード+岐路、シルクロードが切れた時点で遊牧民の野営地を2枚ほど足して、あとは屋敷を買っていくだけの単純なプレイングですみました。

で、無事、シルクロードが9枚、勝利点カードが20枚オーバーに届き(合計60点弱で、一人が属州7枚集めても、まず届かない)、あとは悠々ゲーム終了を待つだけという展開に(と思っていたら、実はシルクロード8枚で、得点計算の際に冷や汗をかいてみたり)。
上家の方は、終盤はほぼ毎ターン引ききっていたので、プレイにかかった時間は私の10倍以上かかっていたと思います。この辺が(他のプレイヤーが楽しそうにプレイしているのに対して、自分のターンは「屋敷買って、エンド」と一瞬で終わる)シルクロード・プレイの欠点といえるような気がします(あんまり楽しくない)。
まぁ、上家の方のプレイは、かなり勉強になったので、そこは見学できて良かったですが。

で、シルクロード、岐路が切れて、屋敷と属州が1枚の状態で私のターン。

上家の方が、2ターンくらい前に「屋敷×2枚」とか購入していたターンがあって、「これは、もう私が終わらせて2位でも仕方ないかな、というサインかな」とかぼんやり考えていたのですが、あいにく手札は1金のみ。
結局3番手の方にターンがまわり、最後の属州を購入。その分で3番手の方と1番手の方の点数が逆転。上家の方には、人間力がなくて申し訳なかったです。

ともあれ、とりあえず1回戦は1位で幸先よくスタートを切れました。
で、3人卓で1人シルクロードをガメた展開上、獲得勝利点は他の卓より多くなり、この時点で全体順位でも暫定1位となります。
思い返せば、この時があの日のピークでした。
後は、転落するのみでした。

2回戦
2コスト:村落
3コスト:神託、移動動物園
4コスト:護符、司教、泥棒
5コスト:策士、禁制品
7コスト:拡張
Pコスト:ぶどう園
(植民地あり場)

本日のミス第1回。2番手スタートで、とりあえず1ターン目4金だったので、「ぶどう園あるし、村落−動物園で遊びたいよね」ということで護符から入ると、3、4番手の方も続けて護符という、なんだかな展開に。
そうなると方針転換で(2ターン目は銀貨か、もう一人護符がいたら移動動物園の予定だった)、すぐに山切れしそうな村落へ(初手「護符−村落」)。
3ターン目が銅貨5枚で、それもちょっとどういう来かただろうと思いつつ、策士購入。
4ターン目は護符込みで村落購入。
で、5ターン目に策士を撃って、6ターン目は護符込みで村落で+1Buyした7金。移動動物園、村落×2(それぞれ護符によるおまけ付)と買ってこの時点で村落が山切れ。
で、移動動物園も薄いしと、後はポーション買ってぶどう園を枯らして、速攻終了、とか考えていました。
ちなみに、1番手(上家)の方が策士から通常(植民地・属州)ルート、3番手の方(下家)が護符で護符を買ってから同じくぶどう園ルート、4番手の方は護符スタートでしたが通常ルートといった感じです。
策士のターンの分、同じぶどう園ルートでも下家の方より一歩リードな感じでした。

で、問題のターンが次の7ターン目です。
次の購入目標がポーションになるわけですが、実はこの時点のデック中のお金は「開始時の銅貨7枚+護符1枚」しかなかったりするわけです。そのため、結構4金を出すのが難しいデックになっていたわけです。
ただ、村落と移動動物園が大量にあるので、山はどんどん掘れていきます。このターンに無理やり4金出そうとして、無理に掘った結果(途中、移動動物園のために被った銅貨を捨てたり、策士を捨てたり)が3金。
通常の感覚で、「策士打って、シャッフルが入った後にポーションを買うと、ポーション引くまで時間がかかるから」とか考えていましたが、このデックの場合、ポーションを引くだけなら、いくらでも無理して掘り進めれるので、それを考えたら、とりあえずこのターンは策士を撃っておけば良かったなと。シャッフルが入るといっても、策士で引いて、その手札で掘り進めることを考えると、程よく掘り進めたろうし。
もしくは、この後は策士を打つ気が無いなら、先の策士の際に銀貨を買っておくべきでした。

その状態でシャッフルが入って、そこから何とかポーションを買って、ぶどう園を買い始めるものの、通常コースの2人に策士や拡張から植民地を取られ、点数で大きなビハインド。
そのため、3山切れが怖くて、低コストのアクションを買いづらく、逆にこちらが片肺飛行状態に。
その後は、運よく、そこからでも「ぶどう園」はそれなりに買えましたが(5枚)最後は上家の方が3山切れにして終了。
一応、途中で確保した屋敷の1点差で、同じぶどう園ルートの下家の方は上回りましたが、植民地コースの2人に負けて3位。
途中まで調子が良かったのですが、まぁ、ミスれば勝てないのは当たり前で。
結構、悔しいゲームでした。

3回戦
2コスト:中庭
3コスト:密輸人(災いカード)
4コスト:魔女娘、民兵、庭園、航海士、交易人
5コスト:埋蔵金、市場
6コスト:農地、品評会

席順は4番手。民兵に対する対抗カードが全く無いのが嫌な感じでしたが、サプライを見たときから、ボーっと「交易人−庭園」がしたいかな、とか思っていました(結構、好きなパターンなんで)。
民兵が跋扈すると、その分交易人は使いづらくなりますが、まぁ、庭園の4金は出せるだろうし、銀貨が増えれば終盤は品評会の6金は出るだろうし、途中で、手札に交易人ありでの埋蔵金購入とかが決まると幸せそうだな、とか考えていました。

で、1番手(私から見て下家)の方の1ターン目の購入が交易人。
この時点で、「ビビッ」とこないといけなかったのですが、そのまま漫然とプレイ。今回のトーナメントで最大のミス・プレイといえます。
2番手、3番手の方々は初手、民兵込みのスタートで、私は何も考えずに交易人スタート。
この時点で負けは決まっていたような気がします。
1番手の方の2ターン目の購入が密輸人。2番手の方から順番に「属州プレイ⇒属州プレイ⇒庭園(私)⇒庭園」となり、密輸人がきれいに刺さる展開に。
この密輸人が大暴れで、庭園を取られたり、埋蔵金を密輸しながら交易人を手札から公開など、やられたい放題でした。
で、上家の3番手の方もカットしたせいで、庭園プレイにいきながら、庭園が4枚しか確保できず。
あと、総金量を確保しようと途中で埋蔵金を銀貨5枚にばらしたりもしましたが、2番手と3番手の方が合わせて民兵を5枚も買って、自分は庭園に行って、さらにドロー・ソースが無いこの環境だと、微妙なプレイだったと思います。
民兵をあれだけ打たれると、デックに銀貨が多くても不純物(勝利点カード)も多い分、結構、5金、6金に届かないことも多く。
結局、民兵側も8金に届かず、庭園、銀貨、公領が尽きて終了。
惨敗でした。

1番手の1ターン目のプレイを見て、航海士ステロか、中庭ステロに切り替えるのが正解でした。そのことに気付かずに漫然とプレイした時点で、負けは確定していたということで。
「(勝ちに不思議の勝ちあり、)負けに不思議の負けなし」という言葉がありますが(この言葉自体には、私は異論がありますが)、その通り、2回戦に続き、明確なミスで負けたゲームといえます。

4回戦
2コスト:岐路、抑留
3コスト:望楼
4コスト:密偵、泥棒、宝の地図
5コスト:大使館、造幣所
P+3コスト:錬金術
(植民地あり場)

最後はランダム・サプライ。その分、単純なステロ場の確率が高まり、私にとっては有利なはずで、実際、大使館ステロが見えるサプライです。
卓につくと、周りの人たちから「大使館って手札1枚しか増えないし、中庭より弱くねぇ?」とかいった言葉が聞こえてきましたが、今思うと牽制だったんでしょうね。
とりあえず、私の目には大使館しか見えていませんでした。
とりあえず初手3-4は銀貨×2から。懸念としては一人が錬金術師を独占して上手くまわると嫌な感じですが(さらに、他の二人が上手くまわっていないみたいな展開は最悪ですが)、周りは「望楼−銀貨」とか「密偵−銀貨」とかで、その雰囲気はなく。

初手望楼に関しては、大使館ステロをする分には邪魔になるかなと考えています。
一応、3ターン目や4ターン目に、望楼込みで5金でて、次のターンに即座に大使館を打つというスーパーな展開はありえますが、確率が低すぎです。で、望楼を撃って2枚引いて(6枚にして)山を掘りながら5金揃える展開を考慮に入れても、3、4ターン目に1枚の大使館を購入して、5、6ターン目に大使館を撃てる確率は、望楼−銀貨は銀貨×2を越えないでしょう。
で、5ターン目以降に大使館を撃った場合を考えると、まず、大使館を撃つことでデックの回転がかなり速くなるので(つまり次のシャッフルがすぐに来る)、望楼で獲得(購入)したカードを山札に載せる効果(つまり、次のシャッフルを待たずにそのカードを引く効果)がそれ程うれしくない、ということがあります(もちろん、大使館の処理中にシャッフルが入るような場合、望楼で載せることによる差がかなり大きくなることはありえますが)。
どちらかというと、「この望楼が銀貨だったら、白金貨が買えたのに」という展開の方が私は嫌かなと思います。
で、その辺の段階を過ぎると、もう勝利点購入タイミングに入るので、望楼が活躍する段階は過ぎているかなと。
そう考えると、大使館ステロでは、望楼−銀貨スタートは微妙かなと思います。
というより、ステロイドの場合、目的のカード(大使館)とお金と勝利点以外は、邪魔者なので、極力抑えてシンプルにプレイするのが迷わなくていいのでは(こんな考えだから勝てないわけですが)。

で、邪魔になりそうな強力なアタックや、後から逆転される要素(+Buy)もないので、無理に岐路とかから大使館を連打する必要もないと判断して、シンプルな大使館ステロに。
いや、まぁ、最初からその気満々でしたが。

・・・あれ、サプライが9枚しかない。こう書いていて、失われた(覚えていない)10枚目が市場とかだったら、恥ずかしいな。まぁ、+Buyカードでも、よっぽどのカードでないと、私はステロイドで通してしまいますが。

実際のゲームは、初手:銀貨×2から、3、4ターン目は無事に大使館、銀貨を購入して、5ターン目。大使館は引けませんでしたが、手札に銀貨が無いので(銅貨×3、屋敷×2)、今の手札から逆算すると、6ターン目に大使館を引けば白金貨まで届きそうな感じで、そうなれば、他のプレイヤーには特に目立つ動きもないし、楽勝モードになりそうな感じで、後は手札がそういう配置になったら、泥棒がいなければ造幣所購入を考えてもいいかなとか、ぼんやり考えていましたが、・・・。
密偵を打たれて、私の山札から捲れたのが大使館。息が止まって倒れるかと思いました。
それ以外何が捲れても問題ない、1/9の確率。
真面目に負けを覚悟しました。

大使館がめくれた後の6ターン目の手札は案の定、金貨を買える手札で、やっぱり6ターン目に大使館撃てれば白金貨に届いていたでしょう。
まぁ、6ターン目に金貨を買えただけ、まだマシと考えるべきですが。

ただ、その後は特に波乱は起きなかったので、何とかなりました。
次の山ではちゃんと大使館を引けたので白金貨に届き、2枚目の大使館を足してと後は順調に進みました。まぁ、中盤の後半あたりで、普段なら公領を買っているタイミングで、3枚目の大使館を購入したのは、その余裕があったということもありますが、トラウマ的な部分もあったような。

全体の展開としては、他のプレイヤーも大使館にシフトして速い展開に。
ただ、大使館ステロ(もしくは一般のステロ)に慣れていないのか、明らかに勝利点購入のタイミングがワン・テンポ遅かったように思います。
その分、こちらは、かなり余裕を持ってプレイすることが出来ました。属州、公領購入を1回ずつはさみながら、余裕で植民地4枚を確保出来ました。最後は、他のプレイヤーが最後の植民地を買って終了でしたが、2位に属州1枚分はあけて1位でした。
まぁ、単純な大使館とか鍛冶屋ステロイドのプレイングでは、そうそう負けないかな、ということで。
「僕が一番うまく大使館を使えるんだ」
はい、嘘をつきました。ごめんなさい。
まぁ、この辺のカードというか戦法は、プレイング以前に、運が良くなければあっさり負けることがあるという問題点もありますが。

結果としては、1-3-4-1の大会順位点13点で8位。
まぁ、悔しくはあっても、2戦目、3戦目はミスがはっきりしているので、順当な結果といえます。

最後に、その後のフリー・プレイで、最終的に朝の3時過ぎまで付き合って下さったretletさんやむーろんさんを初めとした皆さん、ありがとうございました。
おかげで、あり得ないほど充実した時間を過ごせました。

次回は参加できるのは「いつ」になるか分かりませんが、もう少し上を狙って頑張りたいと思います。
ではでは。